目指せ! 自給自足
ぱらまるさんには夢がある。
それは、いつの日か、自給自足生活を実現することである。
現代において、都会に住む者がそれを行うことは難しいかもしれない。
育てるコストに比べれば、時間的にも費用面でも買ってしまう方が賢いかもしれない。
しかし、人類の歴史の上ではむしろ自給自足が当たり前であった。
であるならば、ぱらまるさんが自給自足生活を営むことは不可能ではないはずだ。
食の安全も気になる今日この頃である。
わずかではあるが、野菜の栽培にすでに着手している。
今夏取り組んだ作物は、トマト、大葉、ししとうである。
初心者でも育てやすい夏野菜であることもあり、多くの実をつけてくれた。
目下の関心事は、主食の自給である。
先日、初めてパンを焼いた。
小麦粉など原材料は買っているのだから自給自足とは言えないが、まあそれはいい。
ぱらまるさんはパン屋で働くことを真剣に検討していたほどパンが好きである。
もちろんお米も好きだが、パンが好きなのだ。
なぜなら、パンはいろんな種類があって、楽しいから。
あと、ふわふわだったりかりかりだったりして、パンを食べるとうれしくなる。
これまでパンは当然買うものだと思っていた。
しかしまあ暇なので、パンでも作ろうか、という気になったのである。
みなさんはパンを焼いたことがあるだろうか。
粉をまぜたり、こねたり、丸めたりの工程は、結構楽しい。
粘土遊びをしているような感覚であり、本当にこれでパンができるのかな、と思う。
半信半疑で焼き上がりを待つと、これがまあおいしいのである。
これからも時間が許せばパンを焼く予定である。